おすすめのプロのフォトグラファー。人生の価値を創出するカメラマン活動の評判

ライフハック

お宮参り、七五三、新生児、等、一般家庭・家族を取り巻く「大切なシーン」において、プロカメラマンに記念撮影を依頼するというケースが非常に多くみられるようになりました。

今回は、なぜ今プロのカメラマンの需要が高く、人気なのか?その背景をまとめてみました。

プロカメラマンの仕事は、減少していくと囁かれていた?!

プロカメラマンが今後は減っていくとささやかれていた時がありました。それは「写真」という大きなカテゴリ全体を包んでしまうような社会現象が世を席巻し始めた背景があるからと言えます。

その一つがSNSの普及。特に、フォトジェニック、インスタ映え、インスタジェニック、インスタグラマー、ストーリーズ・・・等という数々の旬なキーワードでもおなじみである Instagram ( インスタグラム )というソーシャル・ネットワーキング・サービス。

通称SNSです(ちなみに日本以外では一般的に Social Media ソーシャルメディア と呼ばれています)。

“「素人コンテンツには期待を裏切る「意外性」や予想をはるかに超えるような「創造性」がある”と、ある意味素人カメラマンを認める主旨を語るプロカメラマンもいます。また、

何でもそうなんじゃないですかね。個人の能力を世に出して稼ぐ人たちは増えています。イラスト投稿サイトのpixivもそうですし、手芸などの商品を販売するminneや、ノウハウを有料で提供するnoteだってそうですよね。個人が自分の能力や時間を使って、個々として生きていく世の中にはなっているなと感じます。

と、話を聞いているうちに、本当にあるプロカメラマンの懸念通りにプロの需要は減ってしまうのだろうか?と、まずはそう思われる背景となる根拠を以下の通り調べてみました。

  • 消費者が欲しがる写真に変化が起きている
  • より自然な印象を与える写真が好まれるようになっている

特に、メディアや広告代理店の立場で言うと、ブログ、SNSで使われる広告写真には、よりナチュラルな印象を与える写真が(消費者には)好まれるとのこと。

これはソーシャルメディアそのものが「人と人との交流の場」であるが故、そもそも広告等は好感を持たれない、という理由からです。例えば、Facebook広告では「プロが撮影した写真」と「素人(一般の方)が撮影した写真」で比較テストを行なった際に、なんと素人撮影の写真の方が反応率が良いという結果が得られたという裏付けもあります。



  • 写真が持つ情報の信憑性・真実味

・通販サイトの綺麗なモデルさんの写真は確かに綺麗で、その服がモデルさんには似合ってるけど参考にならない。

・メルカリ等は写真が下手なのが逆に良い。なぜなら、素人の写真は嘘をつけないから。楽天の写真だと、手元に届いて「思っていたのと違う」という時がある。汚い写真は嫌だけど、変に盛ったり加工しないでほしい。

要するに、プロが手掛けた写真は、ある意味嘘っぽく見られる場合もあり、またこのようなファッション・アパレル系においてのイメージ写真であれば、「(一般人である)自分とはかけ離れた存在」といった印象を与えがちになってしまい、極端に言うと「自分が着て良い服ではない」と思わせてしまい、購買意欲を削いでしまう可能性が指摘されているといいます。

  • プロのカメラマンである必要が無い

こちらも、広告をはじめとした情報発信(ビジネス)が前提となりますが、その素材の一つである写真。

前述の「フェイスブックで実施した ABテスト 」からも察するとおり、プロのフォトグラファーによる撮影よりも素人フォトグラファーが撮影した写真の方が高反応であるならば、プロを使う理由は無くなってしまうというものです。

今後、ソーシャル(SNS)の広告利用率が増加して行けばいくほど「プロの写真市場」は圧迫されていくということが言えるのではないでしょうか。

・・・と、内容は確かに頷けるものではあるものの、本当にそういうもの(プロがそうやすやすと素人に勝ってしまって良いもの)なのでしょうか?

プライベートで活用したい一般利用者のニーズをキャッチ

確かにインスタ映えやインスタグラマーというワードが定着してきた昨今においては、個々のライフスタイルの変化、ひいてはビジネスにチャンスまで、一素人が備えた高性能カメラ付きスマートフォン一つでリーチできてしまうという状況があります。

同時にSNSの普及率の増加に応じてか、かなりの勢いで「素人を採用したビジネス フォトコンテンツ」も同時にWeb上に増加してきました。数年前より話題となっている「インスタグラマー出張サービス」もその一つと言えます。

・・・確かにプロ写真家にとっては、もはやただ事ではないのかもしれませんね。

しかしこの現象は、「プロカメラマンが抱いている懸念」の内訳をよく見ると分かるように、実は「ある一定方向にのみに写真の意義を捉えているだけ」のようにも感じます。

それは「(素人も含め)写真そのものがビジネスに活用される前提がある(Business To Business) 」というケースが非常に目立つという点です。

これは先程も少々触れました、「SNSで使われる広告写真には、よりナチュラルな印象を与える写真が(消費者には)好まれるとのこと。」からも伺えます。素人写真家でもビジネスに参入できてしまうのです。

そして筆者、思いました。・・・BtoB が行き詰るのであればBtoC(Business To Customer)はどうなのか?と。

オンリーワンの写真をプロのカメラマンに撮って欲しいというニーズは実は高い

 

SNSの普及が加速すると共に、第三者からの「いいね!」等の評価やフォロワーを集める等、「数字を求められる」ことがこの世界では重要視されております。

「インスタグラマー」と呼ばれる人達もこの数字が極めて高い方々のことを言い、いわば、我々素人には手の届かないカリスマ的な存在に。そしてそういった方々は、インフルエンサーとも呼ばれて芸能人や専門家顔負けのファンビジネスを展開していたりもします。

しかしこれは決して「その道(写真)のプロが認定した呼び名」ではないことも念頭に置いておくことが重要であることから、(その人の人生を託すような)オンリーワンの写真を本当に撮ることができるものなのかどうか、筆者なりの疑問も少々あります。

(こちらは、また別の機会にでも「インスタグラマーにフォーカスした記事を執筆できれば幸いです。)

フォロワー数、広告、流行り等々、その世界特有の柵(しがらみ)の中で勝ち抜いてきたインフルエンサーと呼ばれる方々は立派です。

しかし常に「ビジネス」が付きまとっていることが見え見えであり、ただ純粋にオンリーワンの写真を楽しみたい、依頼したいという方にとっては、「人気がある人 ≒(ノットイコール) プロ 」それゆえに違和感を覚えるかもしれません。しかし、だからと言ってスマホのカメラの性能が向上したとはいえ、人生の貴重な1シーンを飾る写真を自身で撮るにはプレッシャーや、役不足感もあることでしょう。

日常の特別な一瞬、家族の大切な行事を思い出に

前述の「プロカメラマンが抱いていた懸念」とは裏腹に、実は今、特に一般の家庭を中心に、プロカメラマンへの需要が急激に高まっていると言われています。

具体的には「新生児ならではの姿を思い出に残す」ニューボーンフォトと呼ばれる撮影であったり、お宮参り、七五三 といった、子供にまつわる祝い事を始め、その方(家族)が「一生の思い出にしたい」シーンの撮影を全般に請け負ってもらえるようです。

以下は参考として「出張フォトグラファー」サービスを展開する fotowa(フォトワ)さんへの撮影依頼例(人気の出張撮影ジャンル)をいくつか紹介します。

  • お宮参り
  • 七五三
  • ニューボーン(新生児)
  • 誕生日
  • マタニティフォト
  • ウェディング

・・・等、これらの例以外にも柔軟に対応してくれるようです。大切なシーンを一生の宝物にするお手伝いをプロフォトグラファーの手で!といった感じでしょうか。シーンの一つ一つを見てみると、自前のカメラやスマホの撮影でも事足りることなのかもしれません。

しかし、もしもこれが何年後、何十年後と時を経てから、写真を眺め返した時に「心が震える」のは、いったいどちらでしょう。と考えると、やっぱりここはプロでしょう。

このように、BtoBでは、流通経路の利便性等から、素人カメラマンも台頭しておりますが、BtoCを通じ、その中でも「人生」というテーマをフォーカスし「価値」を創出させることができるのはプロが適任であると感じざるを得ません。

一生の思い出 = 本当の価値

SNSの発展により「常識や定石にとらわれない素人のクリエイティブに大きな価値があるのではないかという考え」が浸透した事実がある一方、プロ(の写真家・フォトグラファー)でなければ成し得ない事案・需要も数多く存在することがこれで理解できました。

大切なことは、様々な情報が飛び交う中であっても「本当の価値」を常に模索していくことであると思います。「人生の一大行事に立ち会う」というようなことは、よほどのことが無い限り、撮影技術はもちろん、接客の知識も含め訓練を積んできたプロだけが携わるべきと感じしてしまいます。

筆者もこの記事を書き進めるうちに、もし自分の子供が生まれる時には、ぜひプロの写真家に!と強く思うようになりました。それは自身にとって一生の思い出の一つになるイベントであることは間違いありません。だからこそ私も主人公の一人でいたいのです。

皆様はどう感じましたか?本当の価値、あるいはそのヒントを見つけるきっかけにして頂けたら幸いです。

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