洋楽マニアなのでスピーカーには拘りたいが…!
私は自他共に認める、洋楽マニアというかオタクです。かれこれ30年以上洋楽を愛聴し、そのコレクションはCDだけでも千枚程度、そこにアナログやDVDや雑誌などが無尽にあったのですが、10年程前から音源をパソコンに取り入れ、出来るだけ売却するようにしています。その理由は、以前は完全なるアナログ派であり、音源も巨大なスピーカーで聴く事が正義だと思っていました。
どのような音楽が好きかと言うと、ジャンルはジャズやブルースからファンク、ロック、エレクトロニカと実に幅広く何でも聴きます。要するに、コルトレーンやロバートジョンソンからビートルズなど王道から、アデルやシーア、エリックB&ラキムやカンやノイ、パンクバンドなど何でもバラエティに富んで聴いています。
しかし、5年ほど前にふと訪れた家電量販店で、JBL「Pebbles バスパワードスピーカー」を聴いて、低価格ながらその音質の良さに本当に驚いたのです。これまでの大型スピーカーで大音量で聴くのが正しいマニアだと信じていただけに、かなり衝撃を受けました。1万円以下でこんなに丁寧な音を再現できる能力に感動をしたのです。それで早速購入し、自宅でパソコンに接続して音楽を聴くという、新しい生活がスタートしたのです。これまでのオーディオセットやシステムコンポこそが、音楽マニアの正しい姿だと信じていたので、まったく違う概念がいきなり受け付けられたのです。
JBL「Pebbles」、東和電子「Olasonic TW-S9」に実力は?
JBL 「Pebbles」は思わず勢いで6000円前後で購入したのもあるのですが、よくよく調べると実はハイレゾに対応していない事を知りました。今から5年程前の私は、音楽マニアを自称しながらも実は恥ずかしながらハイレゾを知識としては理解していましたが、対応機器は一つもなかったのです。ですから、当然ハイレゾ音源も持っていません。
それでもアナログやCDを高級アンプや スピーカー で聴けば、それが良い音質だと盲目的に信じていたのです。しかし、それは本当も浅はかな考えでした。なぜって、単なるパソコンに繋げた「Pebbles」の方が、圧倒的に音のバランスが良かったのです。それも、これまで何十回と聴いた数々の名曲でも、実は細部で様々な楽器が鳴っていた事が分かってしまったのです。これは本当に衝撃であると同時に、私に16ビットのロスレス音源対応の「Pebbles」がここまで良いなら、さらにハイグレードなハイレゾスピーカーはどれぐらい凄いのか気になって仕方がなくなったのです。
そうなると仕事中も集中できなくなるぐらいに、頭の中はハイレゾスピーカーで一杯になります。「Pebbles」を購入して数週間以内には、さらに可愛らしいデザインの東和電子「Olasonic TW-S9」を手に入れました。確か、当時は1万5000円ぐらいだったと記憶しています。「Pebbles」もこれまでのスピーカーと比較すると、圧倒的にコンパクトですが、この「Olasonic」も本当に小さい スピーカー です。一応、高さは15センチ前後はありますが、それでもこれまで使っていたスピーカーと比較すると1/3程度になります。
しかし、肝心の音質はちょっと信じられないぐらいに艶やかです。特にケミカルブラザーズやオウテカ、或いはフライングロータスやクラフトワークなどの電子音楽系との相性は抜群で、当初はCDでダイレクトに聴いているだけでも、流石ハイレゾ スピーカーと大感動だったのです。その後は改めて、これらのアーティストのハイレゾ音源を入手して聴くと、CD音質でも十分満足でしたが流石の24ビット対応です。これに慣れてしまうと、CD音質でも実は無理やりエッジを効かせていたのが、何となく分かります。例えば、3分程度のポップソングで良くあるのは、サビに向かう途中で一旦抑えて、それで再度盛り上がるパターンですが、この「Olasonic」ではその緩急の差が実に見事に再現出来ています。息遣い、ハモリの声、ドラムを小音で叩くなど、これまで聴けなかった点が両耳に入ってきます。
「Olasonic」で音楽を聴く生活に入ると、今度はまた別の問題が浮上しました。それは、購入したばかりの「Pebbles」や私が長年愛聴したオーディオセットがまったく邪魔になってしまったのです。
不要なスピーカーはどうするべきか?
当初は面倒だったので、一気に燃えないゴミで処分しようかと本気で悩みました。なぜなら、「Pebbles」は定価の半額程度で売却できるかも知れないですが、それ以外の数十年前のオーディオセットが高く買取って貰えるとは、到底思えなかったからです。
否、正確には多少の自信はあったのですが、何と言うかハイレゾスピーカーや24ビットのハイレゾ音源に出会って、その能力を見せつけられると途端にこれまでの音響セットが何か恥ずかしくなったのです。これだけ、音楽マニアを自称しながら、アナログやCDでは、月とすっぽんぐらいの差があります。それを他の音楽マニアは皆知っていて、私だけが時代遅れで何も知らなかったと思えてしまったからです。
それで当初は、ゴミとして処分しようかと思ったのですが、仲の良い同じ音楽マニアの友人が、「どうせなら出張買取などで処分した方が、重いものを運ばなくて良く手間暇がないでしょう」とアドバイスをしてくれ、それを受け入れました。
しかし、ネットなどで情報を調べ、私の ボーズ Bose や デンオン DENON のオーディオセットやスピーカーが少しは高く売れると理解しましたが、それでも本当なのかと半信半疑だったのです。何せ、最新の「Olasonic」とそのハイレゾ音源と比較すると、あまりにもお粗末だったからです。
リサイクルショップの出張買取で高額査定になった!
どこに売却をお願いするか悩んだのですが、全国的に有名な某店の場合は出張買取をしていなかったり、こちらの時間都合と合わなくて断念をしました。こちらの気持ちとして、当時はそれなりのオーディオセットやスピーカーでしたが、今ではそんなに価値がないと思っていて、上手く売却できても数千円から1万円以内だと目論んでいました。だから、それぐらい為に県外のリサイクルショップに頼むのは、どうも心苦しく、結局は地元で シスコン やスピーカーを出張買取にも対応しているお店にお願いしました。
結論から言うと、想像以上に高く売却できて満足しています。まず、Bose ボーズ のメインアップ(4702III)は1万2000円、同じくBose ボーズ のスピーカー(301AVM)は2万5000円、オンキョーのオーディオセット主に1990年代頃のもので、これはさらに価値がないと思ったのですが、まとめて7000円で買取っていただきました。さらに、「Pebbles」も処分しようと検討したのですが、まだ新しいですし小さいので場所を取らないので、今回は保留としました。想像以上に高額査定となり、かなり驚きと正直嬉しかったです。担当者曰く、古いオーディオでもBoseや JBL などのメーカーはファンが多いので、かなり需要があるそうです。私の場合は、少し汚れや傷が目立つのでマイナス査定となり、これが大事に使われていたらさらに高額査定となったそうです。ちなみに友人の愛用するスピーカーはダイヤトーン DIATONE の DS2000 とDS5000です。特に DS-V5000 は 壊れてしまったとの事で 30以上年前に購入した思入れはあったとの事ですが、インターネットで、スピーカー ジャンク品 出張買取 練馬区 で検索して見つけてリサイクルショップに売却したそうです。高価買取に満足したとの事でした。
まとめ
多分、世の中には私のような人が結構いると思います。それは音楽マニアを自負しているが、実は昔からのスピーカーを大事に使い続け、新しいハイレゾなどを聴いて、その音質の良さに大感激しつつも、思い出たっぷりのオーディオセットの処分が出来ていないという事です。もちろん、一度気に入ったものを大事に使い続けるのは良い事ですが、だからといって最新技術を否定するのもどうかと思います。
なぜなら、当時はアナログやCDも最新だから、高価なオーディオセットに手を出したのですよね。その考えなら、不要なスピーカーなどをリサイクルショップに売却するのもありですし、想像以上に高額査定となる可能性が高いのです。
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