おすすめの火災保険の利用法とクチコミ評判

ブログ

火災保険とは

火災保険とは、建物に万が一の損害が起きた場合、補償してくれるものとなります。

火災と言う名前が付いている為、火事のみ対象となる保険だと勘違いしている人も多いようですが、それは大きな間違いです。

そこで、今回、火災保険について少し詳しくご紹介したいと思います。

賃貸、戸建て、マンションで火災保険って違うの?

同じ住宅でも、賃貸、戸建て、マンションといった形態があると思います。

では、これらにおいて、火災保険はどのような違いがあるのでしょうか。

基本的には、賃貸、戸建て、マンションでも補償内容は同じようなものとなります。

ただし、戸建てや分譲マンションの場合、住宅ローンを組み購入する際、まとめて火災保険の加入義務付けらる場合がほとんどである一方、賃貸の場合は、あくまでも任意加入。

とは言っても、契約する不動産会社などで火災保険の加入を勧められ、そして、その不動産会社が紹介するものにそのまま加入するといったパターンが多くなっています。

構造によって保険料は違うの?

火災保険の場合、その建物の構造によって保険料は異なります

建物の構造にはH構造・T構造・M構造の3種類があり、この順番で金額が高くなるようになっています。

H構造とは、新築一戸建てが対象になるものとなります。

その為、どうしても、保険料は高くなってしまいますが、もし、購入した住宅が準省令耐火建築物の場合、保険料を安くする事が可能になるかも知れない為、必ず一度、保険会社に連絡してみる事をお勧めします。

火災保険と火災共済、地震保険の違いとは?

まず、火災保険と火災共済の違いですが、利用者にとっては、商品の内容などさほど大きな違いはありません。

その為、同じものだと考えられている人も多いのではないでしょうか。

しかし、1つ大きな違いがあります。それが運営母体です。

火災保険の場合、民間保険会社によって運営され、金融庁による監督の元で運営されています。

一方、火災共済の場合は、各生活協同組合の非営利団体によって運営されています。こちらは厚生労働省の管轄となります。

そして、それだけではなく、火災保険の場合、不特定多数の人に販売できる保険となっていますが、火災共済の場合は、各生活協同組合の組合員のみ利用できるものとなっています。

その為、非会員の場合、どれだけ良いものだと思っても加入する事は出来ない仕組みとなります。

そして、非営利団体が母体となっている事から、「割戻金」の制度で払い過ぎたお金を返金してもらう仕組みも整っています。

そして、地震保険においては、地震保険単独で加入する事は出来ず、火災保険・火災共済とセットにし加入する仕組みとなっている為、注意が必要です。

 

火事以外でも適応される火災保険の内容とは?

火災保険の場合、火災以外でも様々なものを補償してもらう事が可能です。

例えば、台風で屋根の瓦が飛んでしまった場合。日本瓦などでは多く見受けられる台風被害となります。

この場合の屋根修理費用は、火災保険の対象になる事がほとんどです。その他、台風で樋が破損した場合や家を囲む重要なフェンスが破損してしまった場合などでも火災以外の保険対象となり、修理費用を出してもらえる可能性があります。

その他、突風や積雪などが原因でベランダが破損した場合も補償の対象になる場合があります。

ただし、経年劣化によるものへの補償は対象外となる為、あくまでも、天災に関するものに限られる事が重要となります。

実際に火災以外で火災保険を利用した体験談

実際、自宅の火災で火災保険を使用するという事より、台風などの天災で使用する場合がほとんどです。

最近、多くなっている積雪

日頃、あまり雪が積もらないような地域でもドカ雪が降り、積もってしまう事も少なくありません。

実際、私が住んでいる地域でも、ドカ雪が降ってしまい、かなりの積雪となりました。

その際、ベランダの屋根が積雪により破損してしまいました。はじめ自費での修理だと思っていたのですが、保険会社に確認したところ、補償適応だという事がわかり、保険で修理する事ができました。

また、実家では台風によって屋根瓦がズレてしまいました。

そこで屋根修理が必要となったのですが、この場合も保険適応という事がわかり、大雨で壊れてしまった樋と一緒に保険ですべて修理してもらう事ができました。

まとめ

いかがでしたか?火災保険=火災のみではないという事をわかって頂くことができたでしょうか。

火災以外の方が日常的に利用する事が多いと思われる火災保険。

その為、実際、自分が加入している火災保険の補償内容を知らなければ、損をしてしまうかも知れません。

そして、もし、「これって火災保険の対象かな?」と思われた際は、必ず、現状の写真を撮影しておいてください。

そうする事で、保険会社との話もスムーズに進ませる事ができ、適正な判断の下、補償適応の結果を受ける事も可能になります。

 

コメント