おすすめの火災保険のクチコミ評判!今見直すべき補償内容とは

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あなたの火災保険は大丈夫?

昨今の異常気象、たとえばこの冬などは雨や雪が少ない地域が多く、記録的な乾燥状態が続きました。

当然その影響は私たちの身近にあり、野菜の高騰やインフルエンザなどの感染性の病気の蔓延、通常特に水を多く使用され高温であるがゆえに起こるダム貯水量の低下や水不足、またそれはその後の春を迎えても乾燥状態により続き、平年では起こりえなかった良くない影響が継続する事態に発展しています。

それで当然心配されるのが乾燥による火災の多発や拡大ですが、持ち家であれ賃貸であれ必ずといっていいほどホームメーカー側や不動産会社に勧められるのであまりそのプラン内容に言及することなく、なんとなく・・・で加入されている方も多いのではないでしょうか。

「火災保険に入っているから安心。」
「住居の心配は火災くらいだし、これで十分。」

そう思っている方が、意外にも多いようです。はたしてそれで良いのでしょうか?

この記事では、そんな火災保険の意外な落とし穴、さらにはオトクな火災保険のおすすめプランをまとめてみます。

保険内容の基本、ズバリ!何を補償してくれるのか

なんとなく加入したその火災保険、一体何をどこまで補償してくれるのでしょう?

もちろん火事での損害全般でしょう、そう思った方は必ず見直しをおススメします!

火事での被害は住宅だけとは限りません。

もしも、と想像してみて下さい。

住宅の外側だけが火災で焼失して、内側にあるお気に入りの家具や家電が焼失しない、なんてことがありえるでしょうか。もちろん、答えはNOですよね。

火災保険の多くは「補償を受けたいその対象ごと」に加入する必要があります。大事な家具や家電も補償を受けたい場合、併せて保険をかけなければなりません。

では、実際どういった内容を補償することが出来るのでしょうか。
火災以外の保険の対象を、考えられるケースを挙げながらみていきます。

①水害・水災

平成に生まれた言葉のひとつにゲリラ豪雨があるように、大雨やそれによる川の氾濫などの水に関係した災害は最近珍しくありません。

洪水により住宅や家具・家電が水浸しになったり、大雨による土砂崩れが住居を直撃したり、あなたの居住地域のそういった水災危険の予想できる可能性に合わせてプランに組み込む検討が必要になりますね。

②水濡れ・水漏れ

水害・水災とは別に、自然現象が原因で起きた災害ではない場合の損害です。

例えば、水道管が腐食したり破損したりして水があふれ水浸しになってしまった、マンション、アパートなどの集合住宅などでお風呂の水漏れなどを補償適用されるようです。

補償対象になるケースが多岐にわたると思われるので、プランの内容はよく確認しておくのがいいかと思います。

③落雷

先ほどのゲリラ豪雨とともに起きやすい現象が落雷です。

住宅などに落雷があった場合、コンセントなどから通電可能な家電はほぼ全て被害を受けることが多いです。

普段よく使う家電は被害の際に思い当たりそうなものですが、普段あまり使わず意識していない電化製品は落雷の対策をしていないことが可能性として高いです。

例えばパソコンは対策していたが、外付けのハードディスクには未対策だったなどです。

また、普段よく使う家電には生活に欠かせないものもあります。真夏の猛暑にエアコンが落雷被害にあったら・・・給湯器の被害でお風呂を沸かせない・・・など、稀に起こると思っている程度の落雷ほど被害が大きかったなどと人によっては感じるものなのではないでしょうか。

④雪・ひょう

ひょうとは直径5mm以上の大きさの氷の粒ですよね。

天気の急変時に降りやすいものだけに、対策の取りにくい自然現象だといえます。中には数センチ、ゴルフボールの大きさのものまであり、直撃すれば私たち人間でさえ大けがを被る恐れがあります。ですから、窓ガラスが割れてしまったり、瓦が破損するなどは予想できますよね。

に関しては、この数年大雪のニュースが各地で聞かれます。

かつて大雪で有名だった地方に限らず、この数年は比較的暖かい地域でもそのニュースが聞かれることから、未対策な家屋や不慣れで不十分な除雪により、重さで屋根部の破損などもあり得るのです。

⑤飛来物の落下・事故衝突

2019年3月、千葉県の水田に落下物と思われるものが発見されました。

航空機からの落下物と思われる金属欠片でしたが、その大きさはなんと約20センチ×30センチで重さは200グラム程度の薄い板状でした。そんなものがもし我が家に落ちてきたら・・・恐ろしいですよね。

極稀なニュースかと思いきや、2017年には同じようなニュースが相次いで報道され一時問題となりました。

また、車の物損事故による家屋破損なども、事故を起こした車が特定されなかったり、補修をしてもらえない状態である場合にはプランに入れておくことで補償されることがあります。

⑥台風・風災

年々台風の発生時期が早まったり、発生しやすい時期が例年より長かったり、発生数が比較的多かったりと、その被害はとても大きく、日本は台風とは切っても切れない縁があります。

合わせてこの数年で竜巻や突風の発生数も増加傾向にあり、一瞬にして家屋全壊なども可能なパワーをもっています。

そんな強い風による災害で、屋根を吹き飛ばされたり、軒先の歪みや瓦や窓ガラスの破損がある場合は補償の対象になります。

⑦盗難

意外に知られていないのが盗難による被害の補償です。

空き巣が入って大事な家財道具を盗まれたり、空き巣の進入時にドアや窓を壊されていたなど、プランに盛り込んでおけば補償されることがあります。

盗難や空き巣被害はその事実だけで精神的ショックが大きいものです。金銭的な補償でそのショックを大きなものにしない方法としても良いかもしれません。

以上が、主に一般的な火災保険に追加または付帯してある補償内容になります。
あれ?と思う方もいるかもしれませんが、災害の中でも「地震」「噴火」「津波」は火災保険に含まれておりません。

単独契約出来ない「地震保険」!セット加入が大事

同じ火災でも、地震・噴火による火災での損害は補償されないようです。同じくそれに伴う津波が原因の場合も補償されません。

それはなぜか。保険はこれまでの発生数などから統計をとることで掛け金の設定をしているので、地震や噴火、そしてその津波などは被害がどれだけになるものか予想できないものだからだと言われています。

保険金を集めた額より多くの被害が出たら、保険会社は支払うことが出来ませんよね。また、日本が地震大国であり発生の可能性がどこにでもあり得ることも一因かと思います。

加えて、地震保険においては民間と国が共同で運営しています。

地域や建物の構造によって保険料率が決まっており、それも、セット加入する火災保険の半分までの設定となっています。あまりに甚大で広範囲での被害であった場合は補償の金額が減額となることもあります。よりセンシティブで柔軟な対応が必要となる災害だからこそ、セット加入が重要なのかもしれませんね。

保険対象=家じゃない!必要なものを吟味する賃貸

火災保険は火事の保険だから家が必須、と思っていたら損をしますよ。

住宅が賃貸の場合は、建物自体にすでに大家が火災保険に加入していると思いますので、貸借人であるのなら家財に対する保険だけでも十分です。

さらに付帯するならば、個人賠償責任保険で日常トラブルの損害に備えたり、借家人賠償責任保険で大家に対する損害賠償に備えてもいいかもしれません。

まとめ

保険契約というと条件やプランが細かく、難しいように思えますが、まとめてみて「なにをどのように補償してほしいか」を重点的に考えていけば、自ずと必要な保険が見つかるような気がします。
難しい、面倒だと後回しにせず、今は総合的に相談にのってくれる窓口もありますから、大切なものをしっかり把握しておくことで見直しが気軽に出来るのではと思います。

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