戸籍謄本の取り寄せには行政書士会の依頼が簡単!

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戸籍と言えば、本人が市役所などに赴き、取得しなければいけないものだというイメージを持つ人も多いのではないでしょうか。

実は戸籍は行政書士による代行取得が可能です。ここでは戸籍の役割や行政書士による代行取得について解説します。

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そもそも戸籍とは何か

戸籍というのは日本ならではのものであり、家族集団単位で国民を登録するために用いられている公文書を指します。

今現在は日本と中国にのみ存在している制度だと言われています。

もともと戸籍は国民一人一人を出生で登録する制度として始まりました。出生から死亡に関する記録が残され、家族の記録も同時に残されるため、本人の証明が容易になります。

例えば戸籍を持たない国家の場合、出生証明書等といった様々な書類が存在しますが、日本の場合は戸籍で全ての証明ができると言えるでしょう。

戸籍には戸籍謄本と戸籍抄本が存在します。まず、私たちが戸籍を取得する場合、取得できるものは戸籍原本の写しです。

そして写す移す内容によって戸籍謄本か戸籍抄本かに分かれます。戸籍謄本は原本の内容を全て写しているものを指し、戸籍抄本は原本の1部を写しているものを指すのです。

また、戸籍謄本というのは戸籍に入っている全員に関する記述がありますが、戸籍抄本は戸籍の中に入る一個人飲みに関する記述になります。

だからこそ、戸籍謄本は全部事項証明と呼ばれ、戸籍抄本は個人事項証明と呼ばれるのです。

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戸籍の取り寄せについて

戸籍と言えば、本籍がある市役所で取得をするというイメージを持つ人も多いでしょう。

しかし、戸籍は取り寄せが可能です。まず本人が取り寄せる場合、郵送等での取り寄せが可能です。ただし、不正入手を防ぐため、戸籍は本籍ではない住所に送って欲しいと思う場合は必要な書類など準備するものがたくさんあります。直接窓口に赴く場合は、担当の方に質問しながら書類を記入したり、必要書類を確認することができますが、郵送では直接問い合わせるには電話しか手段はありません。

また、生前整理や遺産相続のために戸籍謄本が必要になる場合があります。

しかし、例えば両親が死亡したことにより遺産相続をしなければならないとしましょう。両親に確かに自分たち以外に子供がいないということを証明するため、両親の戸籍謄本を取得しなければいけないことがあります。

しかし、両親が遠方に住んでいる場合はわざわざその地域に赴き、戸籍謄本を取得するというのは現実的ではありません。さらに役所が空いているのは平日になりますから、平日に役所に行くというのも働いている人にとっては困難です。郵送で送ってもらう場合には、遠方の市役所に連絡をしたり、必要書類を準備する手間が意外にかかります。もしもその地域に兄弟なりが住んでいれば代行取得してもらうことが可能ですが、その地域には知り合いがいない、頼める人がいない、という場合は自分でなんとかしなければいけません。そんな時、行政書士に依頼して代行取得をしてもらうことができるのです。

行政書士と戸籍謄本の代行取得とは

行政書士と聞くとなんとも仰々しいという感じを持つ人もいるかもしれません行政書士には様々な分野がありますが、相続の専門家である行政書士は相続に関する戸籍謄本の取り寄せをするなど、分野に応じて戸籍を取り寄せてくれます。

例えば、実は遺産相続をする場合、戸籍謄本の取り寄せができないために遺産の相続ができない、手続きを進めることができない、といったトラブルに発展する事は珍しくありません。

また、亡くなった張本人の戸籍だけを取得するのであれば問題は無いのですが、関係する人全員の戸籍を取得しなければいけなくなった場合、どの程度の戸籍謄本を取得しなければいけないのかわからない、誰の戸籍謄本が必要なのかわからない、といった問題が生じることもあります。

名義変更をしなければいけない場合は相続人全員の戸籍謄本が必要となり、個人でやろうとするとかなりの時間と動力がかかるとも言われているのです。

また、昭和前半は小関が手書きであったこともあり、取り寄せてもそもそも読めない、ということもあります。それでなくても遺産相続などで忙しいため時間がない、と言った時にこのような手続きを自分たちでしなければいけないのは大変です。

そんな時、行政書士に依頼することによって戸籍謄本を取得してもらうことが可能になります。値段は行政書士にもよりますが、1通あたり5000円程度で取得してもらうことが可能です。

それ以外にも被相続人の戸籍の変遷をわかりやすく頭表にまとめたり、取り寄せた戸籍謄本のコピーを取ったりPDFにしたり、あるいは電子ファイルにしたりなど、様々なサービスが充実しています。

さらにこのような戸籍取り寄せサービスはどこにいても利用することができるサービスであり、全国に対応しています。そのため、例えば離島に本籍があると言った場合でも心配いりません。たとえ遠いところの戸籍謄本であっても行政書士は簡単に代行取得することができるのです。

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生前整理でも戸籍が必要?

遺産相続をするためには戸籍が必要であるという事は多くの人が知っているのではないでしょうか。相続をするためには戸籍謄本が必須書類になるのです。

そして最近では生きているうちに身の回りの整理を始めるという生前整理をする人が増えています。自分が他界した後、残された家族が困らないように財産などを整理しておくことであり、生前整理をすることによって遺族の負担はかなり軽減されます。そのため元気なうちに生前整理をするということが近年推奨されているのです。

そしてこの生前整理においても戸籍謄本が必要となります。

生前整理というのは生きているうちに遺産相続について考えておくことであり、だからこそ相続者全員の戸籍謄本等が必要となります。しかし、自分の子供がそれぞれ違う地域に住んでいたら、子供たちの戸籍謄本を取得するのも大変ですよね。

また、子供に依頼して取得してもらっても良いですが、中には子供に知られないように生前整理をしておきたいと考える人も珍しくありません。そのため、生前整理をする上でも戸籍謄本を取得するために行政書士に依頼し、代行取得してもらうという人が増えているのです。

行政書士に依頼する手順とは

もしも行政書士に戸籍謄本の取得を依頼したいと思うのであれば、一体どうすれば良いのでしょうか。

まずインターネットでどうも行政書士に依頼するかということが必要になります。もちろん電話帳等でも調べることができますが、インターネットならば簡単に理想的な行政書士が見つかります。

まず最初は電話やメールで問い合わせをすることが大切です。わからないところは遠慮なく質問し、疑問を解決してから依頼すると良いでしょう。

その上で依頼したいとなったら、申し込みを行います。事務所によって申し込み方法は異なりますが、申込者の氏名や住所電話番号、被相続人との関係、被相続人の名前や生年月日、住所や本籍地、戸籍の筆頭者等を連絡する必要があります。

行政書士には守秘義務がありますので、行政書士に話した内容が外部に漏れる事はありません。その上で事務所から説明を受け、委任契約書に署名をします。これによって申し込みが完了します。

行政書士は基本的に郵送で戸籍を取り寄せるため、数日はかかる可能性があります。また、関係者が何度も引っ越しをしているなどという場合は、異なる役所に戸籍の請求をしなければいけなくなりますのでさらに時間がかかります。

基本的に料金は後払いとなりますので、戸籍謄本を確認した後、1週間以内に支払うようにしましょう。料金に関しては事前にしっかりと確認しておく必要があります。追加料金があるのかどうか、何が有料で何が無料なのか、納得がいくまで説明を求めましょう。また、はっきりとした説明がない場合はその行政書士に依頼する事は避けた方が無難だといえます。

まとめ

遺産相続や生前整理をする場合、戸籍謄本の取得で時間がかかる事は珍しくありません。確かに行政書士に依頼するとお金はかかりますが、時間を大幅に節約することができると言えるでしょう。

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