最新のドローン事情についてまとめていきたいと思います。
ドローンとは
ドローンとは一体どんな定義なのでしょうか。簡単に定義をまとめると、ドローンとは、飛行することができ、人が乗って操縦しない機体のことを指します。つまり、遠隔による操作であったり、自動操作により、飛行するものです。
飛行機や、ヘリコプターというのは、人が乗って操縦するもののことをいいますが、ドローンは、人が乗らずに動かすことができるもののことを指します。
しかし、一般的には、ドローンという言葉は、もっとゆるく使われているようであります。200g以下の飛ぶ機体のこともドローンと呼んでいたり、人が乗る機体であっても小型のものであればドローンと読んでいることもあるようです。また、水中や地上を移動していく小型機のこともドローンとよぶことがたまにあるようです。このように、ドローンという呼び方も広く使われるようになっているようです。
ドローンの名前の由来
としては、英語でドローンは、雄の蜂のことを指しています。これは、ドローンの羽の音がブーンという音が蜂の音に似ていることからドローンと付けられたようです。ドローンの種類としては、マルチコプター型ドローン、水中型ドローン、固定翼型ドローンなどがあります。
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昔と今のドローンの違い
ドローンは、ここ数年でとても進化をしています。ドローンとして使われるようになったのは、第一次世界大戦中に兵器として利用されたのが始まりです。ですから、兵器なので、かなり頑丈な作りだったようです。
その後、改良が重ねられ一般に使われるようになりました。初めに使われるようになったのが、2013年のPhantom 1というドローンになります。ドローンとしては、動くことができたのですが、機体から撮影された映像が見られたのですが、機体の振動が伝わり、プルプルとしてとても見られた状態ではなかったです。
さらに、2014年Phantom 2 Visionが開発されました。このドローンに搭載されているカメラは、1,400万画素1/2.3インチセンサーで、高スペックでしたが、実際に撮影された映像は、ブレがひどく見づらい状態でした。
そして、2015年に開発されたPhantom 3 Standardは、かなりきれいな映像を見ることができるようになりました。その後開発されたものとあまり、見劣りすることがないような状態まで、きれいな映像を撮ることができるようになりました。
2016年の開発されたドローンは、Phantom 4というものです。このドローンは、4K(3840×2160)秒間30フレームでの動画撮影が可能になっています。
さらにその後、4K映像を秒間60フレームで撮影できる『Phantom 4 Pro』が開発されるなど、進化が進んでいます。
このように、ドローンは、ここ数年で飛躍的な進歩を遂げています。そして、価格もかなり下がってきている状態です。
ドローンの価格比較(新品・中古・レンタル)
ドローンの価格比較について見ていこうと思います。
まず、最初は、レンタルの価格について見ていきます。
レンタルの場合には、相場として、DJI『Phantom3』なら1万円以下の値段、新しいDJI『Phantom4 Pro』なら1万5000〜2万円くらいの相場になっています。
具体的な機種と会社のレンタル価格について見ていくと、まずは、ドロレンのドローンでP4の機種の場合、価格が21,800円となっています。さらには、セキドドローンレンタルの会社のドローンで、P4P+の機種の場合、19,800円となっています。この場合、機体保険、対人保険、対物保険も入っています。
次に新品の価格について見ていきます。新品の価格は、かなり幅があります。まず、一番人気のMavic 2 Proは、新品価格182,800円となっています。「Hasselblad L1D-20c カメラ」を搭載したドローンになっています。
他には、次に人気のある機種としては、Ryze TechのTelloは、12,530円となっています。かなり安い価格でドローンを購入することが可能になっています。
次に中古のドローンの価格について見ていきます。
中古では、1万円ちょっとの価格から、18万円くらいのものまであります。DJI Mavic 2 Proという機種は、184,269 円で販売されています。一方で、Ryze トイドローン Tello ブーストコンボ Powered by DJIは、18,900円で販売されています。
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最新のドローンの紹介
最新のドローンの紹介をしていきます。ドローンの最新機種を見る際に、注目するメーカーは、知名度、人気ともにあるDJIを見ていきます。DJIから出ている最新機種は、Mavic 2シリーズになります。このシリーズからは、「Mavic 2 PRO」と「Mavic ZOOM」が出ています。
Mavic 2 Proは、Hasselblad L1D-20cカメラという高性能なカメラが搭載されています。このカメラによると、色彩の細部まで撮影することが可能で、20MPの空撮映像を撮ることができるようになっています。
カメラのCMOSセンサーの有効検知範囲は、前のモデルの4倍にもなっている性能です。
さらに、Mavic 2では、明るい場所、暗い場所ともにきれいな映像を撮ることができるようになっています。暗い環境では、絞りをF2.8にすることで、明かりを十分に取ることができるようになっています。さらには、明るい環境では、絞りをF11に設定することで、滑らかな映像を撮ることができるようになっています。
Mavic 2は、風景の空撮にはもちろん良いのですが、さらに、スポーツの中継にもきれいな映像を撮ることができるようになっています。サッカーや、スノーボードなどの撮影をすることができます。
障害物の無いところであれば、最大飛行速度72km/hで追尾することができるので、高速移動するようなスポーツでも、撮影することが可能になっています。
注目の機種としては、Phantom 4 Proというものもあります。この機種は、高画質な画像を取ることができるだけでなく、4K動画も最大100Mbpsまで撮影することが可能になっています。
ドローンの規制や届け出について
2015年から2016年にかけてドローンに関する規制法が実施されれてから、ドローンに規制がかかっています。200g以上のドローンを飛ばす場合、いくつかのエリアでドローンを飛ばすことが禁止されています。
それは、地上又は水面から高さ150m以上の空域、人口密集地の上空、空港周辺の空域などです。200g以下の小型ドローンを、国が指定した場所で飛ばす場合には、事前に警察への申請が必要となってきます。
200g以上のドローンを禁止区域で飛ばす場合には、複雑な申請が必要となってきます。まず、ドローンを飛ばす10日前までに、国土交通所に許可申請を出す必要があります。申請をする際に、必要なこととして、安全確保への対策を立てていることと、10時間以上の飛行実績があることが必要とされています。
いかがだったでしょうか。最新のドローン事情についてみてきました。どんどんと進化していくドローンですが、きれいな映像を撮影するために、安全に注意をして、撮影していってください。
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