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アプリとはアプリケーション(英:application)の略語(英:App)。

コンピューター用語としてソフトウェアの意味も持つ一方、例えばこの英文「an application for a loan」は「融資の申し込み」という日本語訳となる。

この場合のapplicationは「申請」という意味。そこにはITやパソコン等の要素はない。

アプリやApp(アップ)等の略語もない。アプリには、普段の会話でも普通に使われる日常用語でもあるという側面も。

一方、コンピューター用語で用いる場合、まずソフトウェアの正式用語は「アプリケーションソフトウェア」。

そして、スマートフォン、タブレットPC、その他の携帯(モバイル)端末で動作するように設計されたコンピュータプログラムを、「モバイルアプリケーションという」。

こちらも「略してアプリ」となるわけだが、特に現在、私達に最も身近な「スマホ」において、むしろ「アプリ」が正式な呼び名になっている状態にあると言っても良い。

このようにアプリケーションは、日常会話(英語圏)で使われる単語でもあると共に、世界各国のIT分野で、application、Appとして用いられている。

英語圏ではない日本の場合は、「アプリ=ソフトウェア」という認識で統一されているのではないだろうか。

今回、ITとしてのアプリに徹底的にリサーチしWeb技術の歴史、通信インフラの整備の発展も携え「感慨深いシェアを」と思っていだが、一つの記事では伝えきれないと判断。

その為、「モバイルアプリケーション(≒ アプリ)、そしてアプリを駆使した「マーケティング」にフォーカスしたレポートとさせて頂くことにした。

特に、これから集客等にスマホアプリの利用を検討している企業や店舗等、顧客中心のビジネスを展開する方々へのヒントとなれば幸いである。

アプリ目的が90%以上・・スマホはアプリの為のアイテム?!

ほんの数年でのスマホ普及率は本当に目覚ましい。この「目覚ましさ」はソフトウェア(アプリ)にも言えることだ。

たとえば、iPhone、iPad等アップル社製向けスマホアプリのダウンロードサービスである「App Store(アップストア)」は、2008年のサービスを開始以降、2012年7月時点ではアプリケーション数は65万本、累計ダウンロード数は300億本。

2016年6月には、アプリケーション数は約200万本、ダウンロード数が1300億本を突破している状況である。

今なお加速するスマートフォン利用数。そして、あるリサーチ企業の調査では、スマホの利用目的の9割以上は「アプリ」という報告も届いている(2019年現在)。

普段スマホで利用している電話やメールも実はアプリであるということもあり、スマートフォンはアプリを使う為の道具だということを改めて認識させられる。

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猫も杓子もスマートフォン。求められるアプリのテッテイ的な差別化

当初のアプリは「目新しいもの」が好まれる傾向にあった。

しかし現在では「生活に欠かせないもの」が好まれるという報告も受けている。ゲームやネットショッピング、ビジネス、ライフスタイル、お役立ち・・・etc、数多くのアプリが存在し、私達は24時間、日常のあらゆる場面で活用できる状態にある。

そして似通った機能・共通のメリットをもたらす同カテゴリ・同類アプリも多い。

そして、ユーザーが一日に各アプリに費やせる時間には限りもある。その為、必要とされないアプリも多数存在する。既に「出せば売れる」時代ではなくなってきているわけである。

競争が激化する市場、膨大なアプリの中から、ユーザーにとって「生活に欠かせないもの」として認めてもらうためには、開発者はもとよりアプリを活用したマーケティングを導入・或いは検討している企業・店舗等、物販・サービス業にも、運用スタイルも盛り込んだ創意工夫、そしてテッテイ的な差別化に力を入れることが求められる。

自社のアプリの利用頻度を高めて貰うために

ここに一つの報告がある。

特にアプリ利用の増加が最も多い若年層(18歳から34歳)において、昨年1年間に月間利用が増加したアプリの「カテゴリー」を上位5つを示す。

18歳から34歳が月に1回以上利用するアプリの
増加上位5つのカテゴリーとそのアプリ数(個)
2018.122019.12
エンターテイメント6.7個7.5個
Eコマース3.5個4.3個
ファイナンス1.9個2.6個
家族とライフスタイル2.2個2.8個
効率化・ツール3.9個4.5個
Nielsen Mobile NetViewより一部引用

エンターテイメントカテゴリーでの増加が最も多く、TikTokの利用拡大や様々な動画配信サービス、漫画やゲームアプリの利用者の増加が影響していることが分かった。

Eコマースやファイナンスカテゴリーにおいては、新しいフリマアプリや各ペイメントアプリが大きく利用者数を伸ばしている。

今、アプリは同じカテゴリーの中で利用時間を奪い合う状態にある。代わりに、ユーザーは同カテゴリー内でも複数の新たなサービスカテゴリーを利用する環境を生み出すことで利用者数の拡大を可能にしているのではと分析している。

今後各アプリのマーケティング担当者や開発者はエンゲージメントを高め、利用頻度を高めることが重要な課題になりそうだ。

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これからアプリ導入を検討している方へ

冒頭でお伝えの通り、アプリをこれから販売促進ツールとして導入を検討している企業・店舗向けに書き進めている。

これまでの流れを見ると、アプリの世界は既にだいぶ成熟しきっていると感じる方もいることだろう。付け入るスキはないのではないか?もし導入するとしたらコストは?そして自社内にITに精通する技術者が必要なのでは?等の「無理ゲー」感が頭をよぎるかもしれない。

しかしそれは全く逆であると判断する。なぜならアプリほど「(新規)集客・顧客の囲い込み」にうってつけなツールは他には無い。

そしてそういった王道のマーケティング手法は、事業や会社規模の大小に関わらず、集客を真剣に考える企業・EC店舗、飲食店等にこそ活用されるべきだと考える。

アプリ導入に成功した企業の話

N社は、ファッション、インナー、インテリア、美容グッズなど現在は取扱商品点数28,000以上を取り扱う、大手通販オンラインショップ。

カタログの機能、モバイルユーザビリティを同時に活かすことを模索し、カタログのアプリ化に行きついた。

サイトの管理や維持に膨大なコストも発生し続けている中、さらに時間とコストを投じて新たに打ち立てるほどの「アプリ」の魅力とは一体何なのか?

尚、制作には3000万円以上のコストがかかったと言われている。それに既に500万人いるとも言われるEC会員はどうなるのかも気になるところだ。

プッシュ通知=Webサイトには無い集客・顧客囲い込み

ECサイト(Webサイト)に登録している会員にリピート購入を呼び掛ける為に専ら活用される方法として、メールマガジン・セールスレターを用いたマーケティングがある。要はEメールでの訪問・購買の呼びかけである。

N社のEC会員は500万人。当然メールマガジンの一斉送信を活用している。

しかし、送付したメルマガの開封率はたったの0.1%。500万人にも送付しているにも関わらず、たったの500人しか見ていないというのだ。

一方アプリには「プッシュ通知」という、Webサイト(ECやホームページ等)には無い機能がある。

プッシュ通知とは、お知らせする必要があるときにアプリが自動的に、表示や音で通知する機能。アプリを搭載しているスマホユーザーへ情報をリアルタイムに知らせることができる。配信する側、受け取る側双方にメリットがある機能だ。加えて言うと、ユーザーがアプリを起動させていない状態であってもスマホに表示される。

そしてN社にとってもこのプッシュ通知は絶大な効果をもたらすこととなった。

プッシュ通知後の開封率は、驚異の70%超え。しかも通知30分後に売り上げが格段に上がったとのこと。

また、テレビCMで「アプリ経由で購入したお客様には3000円のキャッシュバック」という大胆な特典をPR。その為、N社アプリのダウンロード数は700万を達成したという。もちろんこの中にECサイト500万の既存会員も多数を占めている。

ECサイトとアプリ。陳列商品は全く同じにも関わらず、マーケ手法によって効果が大きく違うことを見せつけられた。

メール配信が0.1%、方やとプッシュ通知が70%。この差には驚かされるばかりだ。

また、N社同様に、アプリ対策が功を奏している大手はまだまだ存在する。

ショッピングモール大手の楽天市場は、アプリで購入の場合は「ポイント2倍」を付与だったり、ユニクロの場合は500円が割引されるという特典を設け、サイトからアプリへの誘導を巧みに導く作戦が成功している。

もはや、「ECサイトを見ないでアプリだけを見てくれ」と言っているようなもの。
新規顧客の獲得(集客)、顧客の囲い込みに、アプリ導入企業へ恩恵をもたらしている。もちろん、ユーザー(顧客)もそのメリットを実感している。

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アプリ導入は今がチャンス

アプリの本質は集客・囲い込みにある。これは営利を求める企業・店舗の共通概念である。しかしこれまでの説明を見るとピンとこないと感じることも無理はない。

知名度・資金力、そしてITに精通したレベルの高い人材が豊富である大企業に用意されたアイテムと思ってしまいがち。

では、例えば個人経営の「街の飲食店」では意味のないだろうか?
いや実は、真逆ともいえるくらい、そのチャンスは広がっている。

都内で展開する、アプリ開発も手掛けるとあるIT企業の担当者は話す。
「東京の銀座ですら(マーケティングの為に)アプリを導入している飲食店は1%にも満たないのではないか。」

一瞬衝撃を受けたが、よくよく考えると、食●ログ等のグルメサイト等の信用性に未だ頼っている面もあれば、ツイッターやインスタグラム等の口コミによる波及効果が功を奏していると言っても良い。

こういったいわゆるフォロワー的な存在が既に多くいる店舗にとっては、コストをかけてアプリを開発・導入する必要性を認めていないであろう。

「アプリ?うちにはホームページがあるから(「ぐ●なび」に掲載しているから)必要ないよ」

先程触れた「プッシュ通知」を始め、「スタンプカード機能」、「クーポン発行機能」等、機能性は実に大きく拡張性も高い。

アプリとはITの賜物であるともいえると言っても過言ではない。
それゆえ改めて実感することがある。

ITリテラシーが低い方々がこの令和の世にまだまだ多く存在していることを。

  • 来店してから2か月経過しても再来店が見受けられない顧客のみに向けてプッシュ通知
  • 今月誕生日を迎える(迎えた)顧客に向けてプッシュ通知
  • お昼時、店舗から半径1km圏内にいる顧客に向けてプッシュ通知

等、プッシュ通知とは、店情報だけでなく、気配り・思いやりをも乗せてリアルタイムで確実に顧客に届けることができる。

これがまさにITだと言える。果たして「食●ログ」に、このような接客魂をリアルタイムで伝える機能はあるだろうか。

この時代、絶対に必要だと感じているものの拒否反応を示してきたのが「IT」と思う方がいるならば、それを初めて触れる機会がご自身の会社や店舗のアプリであれば、より身近にITの素晴らしさを感じられる良い機会ともなる。

その絶好の機会を活かす為にも、他店に差をつける為にも、アプリ活用は得策であると思われる。

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初めてのアプリ導入。集客・顧客の囲い込みに真剣に取り組む方を応援したい

プッシュ通知は非常に有効なマーケティングツール。そして、飲食店や美容室等によく導入されているスタンプカードやクーポンは未だ印刷して使っているところも多く見受けられるが、これもアプリで賄うことができる。これにより、結構ばかにならない印刷代の節約も望めるし、何よりこのスマホの時代、顧客にとっても利便性が高い。

スマホアプリは、これら実店舗のみならず、N社の例で取り上げた通り、ECサイト等Webの中でも効果を発揮する。集客・顧客の囲い込みに真剣に取り組む方ならば、どんな業界であっても有効なスーパーツールだ。

しかし、一番気がかりなのはその導入コスト。いくらN社が数万点の商品を抱えた大手企業であるとしても、数千万という超高額もかかるのでは話にならない。

ではもし、もっともっと安価に導入できるとしたらどうだろう?

月々ほんの数万円のランニングコストで、プッシュ通知やスタンプ、クーポン等の機能を駆使し、絶大な集客効果を得られるとしたら。

そして、営業マネジメント手法であるCRM(Customer Relationship Management = 顧客管理・顧客との関係性構築の管理 )を専門家にも勝るとも劣らず存分に駆使できる、特別なITの知識なんて必要なく操作できるアプリシステムがあるとしたら。

私達は、顧客中心のビジネスに真剣な方々を心から応援します。

あなたの会社・お店が、多額の予算をかけることなく顧客を集め、優良顧客を育てる環境を得られるよう、情報発信をして行きます。

尚、アプリ導入をご検討の際は、お気兼ねなくお問合せ下さい!

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