デザインだけでなく、健康面の事まで考えたおすすめ家具探しのクチコミ評判

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■デザインが全てではない

自分だけのこだわりの家具を探すとなると、まず気になるのがデザインです。家具は一度揃えると、そう簡単に買い換えはしない為、もちろん好きなデザインの家具を選ぶに越したことはありません。

ですが、デザインだけにこだわると、後悔してしまうことになるかも知れません。そればかりを重視するあまり、予算以上に高額な物を購入することになってしまう場合や、実用性に欠ける物を選んでしまうことがあるからです。こだわりたい部分は人それぞれですが、デザインだけに執着するのはあまりおすすめできません。

■家具の選び方で最初に気を付けること

では、どのように家具を選べばいいのかと言えば、まずは置きたい場所にちょうど収まることを優先してください。いくらデザインのいい家具だとしても、いざ届いてみたら置ける場所が無かったでは笑い話になってしまいます。

この点については、置く予定の場所の寸法をきちんと測っておくことがとても大切です。感覚的にこの大きさなら大丈夫だろうといったように、目視だけで決めてしまうのは大変危険です。縦と横の寸法は当然のことながら、奥行きにも気を付けてください。実際にその家具を置くと、ドアが開かなくなってしまったり、他の家具が使いにくくなってしまう場合や、想像以上の圧迫感を受けるようなことも少なくありません。

また、いくら自分の家の中とは言っても、周囲とのコントラスト(整合性)も考えた方がいいでしょう。例えば、白が基調の部屋に赤い家具を置いてしまうと、見栄えが悪いだけでなく、そこだけが浮いてしまいます。どうせ誰に見せるものでもないと考えている場合でも、周囲と合っていない家具の為に落ち着きのない部屋になってしまうことのないように注意してください。

このコントラストは、何も色だけの問題ではありません。日本家具の中に1つだけどう見ても舶来品と思われるデザインの家具が混じると、やはりおかしいと言わざるを得ません。特に1品だけの購入の場合、そのような点にも気を付けて選んだ方がいいでしょう。

■こんな点にも注意して選びましょう

きちんとサイズを測り、圧迫感もなく、周囲とのコントラスト的にも問題がないと判断できたら、次にこだわりたいのがデザインです。逆に言えば、それらをクリアしてこそ、やっとデザインに気を回すことができると考えてください。家具はインテリアなのと同時に、実用性あってこそです。どれだけクオリティの高い家具であっても、収まりが悪かったり、その家具の所為で他の家具が使いにくくなってしまっては困ったものです。

このデザインに関しては、個々の好みがあるので、それに依るところが大きいとしか言えません。周囲とのバランス的におかしくない程度であれば、1つだけ他とは多少変わった物を選んでもいいでしょう。

しかし、気を付けたいのが先に挙げた実用性です。外見は素晴らしいと思ったデザインでも、思ったより収納できなかったり、都度の開け閉めが大変では困ります。最近ではネット通販で色々な物を普通に購入できますが、大型家具に限っては、実物を見た上での判断がいいでしょう。後から返品なんてことになると大変です。

いくら寸法や中の容量、開け閉めについてなどまで細かく記載があったとしても、実物の感覚とは異なることも多いです。はっきりとした色の付いた家具の場合、その色が画面だけでどこまで再現できているかという点も疑問なので、ネットの画面だけで決めてしまうのはおすすめできません。

中には実物を見に行く時間がないという人も居るかも知れませんが、家具だけは無理に時間を作ってでも実物を見てから購入しましょう。

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■家具で健康面に影響が出ることがあるって本当?

現在では日本製の家具を選ぶ場合にはあまり考える必要はありませんが、舶来品を選択するならこの点にも注意しておいた方がいいでしょう。この健康面とは、開け閉めが大変なので力が必要などということではなく、素材に使われている接着剤などによる影響のことです。

日本と海外の諸国では、安全基準が大きく違います。日本はそれがかなりのレベルだと考えて構いません。よって、日本製の家具で健康被害が出ることは今ではまずありえませんが、海外製の物だと、日本では家具にはまず使わない成分を含んだ接着剤などが用いられていることがあるからです。

具体的には、日本では2003年から注意喚起されているアクリル系やエポキシ系接着剤がそれに当たり、これらによる実際の健康被害も指摘されています。日本家具には接着剤は一切使わずに組み立てられているものも多く、安全基準も厳格な為、これから新品で家具を購入する際には特に気にする必要はありませんが、舶来品には平気で接着剤が使われているので、購入の前に店員さんにこれについて詳しく聞いてみましょう。

当然のことながら、その家具を輸入した側には、製品についてきちんとした説明をする責任があります。分からないなどと言われた時には、そのようなお店では購入しない方がいいかも知れません。

処分する時については以下で説明しますが、そのような接着剤などを使った家具を選んでしまうと、その際にも環境への問題が出てしまいます。何より人体に影響が出てしまう可能性のある家具は選ぶべきではないでしょう。

また、素材自体にも注意が必要です。木材では檜(ひのき)製が一番安全とされていますが、ごく稀に、この檜に対してアレルギーがある人が居るので、その場合には違う素材の家具を選んだ方が懸命です。杉が素材だとしても、家具になってしまえば花粉アレルギーとは無縁ですが、檜の場合は木材自体のアレルギーも考えられることを覚えておいてください。

■処分のことまで考えて選ぶべき?

家具は一度購入すると、滅多なことで買い換えたり、処分することにはならないものですが、新しい家具を購入し、置き換えになる場合には当然使用中の家具は処分することになります。

その際に、ほとんど場合で下取りになるなどとは考えないことです。逆に処分してもらう為の手数料をとられることも普通にあり、どれだけ高価な家具だったとしても、後でそれなりの値段で売却できるだろうなどとは考えない方がいいでしょう。

その理由として、家具は誰も使ったことのない新品の購入者が多いことと、古い家具をリユースするにはそれなりの手入れが必要になるからです。その手入れの為の費用を考えると、下取りに金額は出せません。とても高価でクオリティの高い家具だったり、ブランド物の場合には、ほどほどの値段が付くこともありますが、ほとんどの場合で高額だった家具でも手放す時には二束三文だと考えておいた方がいいでしょう。

よって、いくらデザインなどが気に入ったとしても、高額な家具の購入には少し考える必要があるということです。

家具に関しては、特にリサイクル法などの制定がない為、引き取ってもらう際には多少の交渉が必要です。新しい物を購入するお店に、値引きの代わりに今の物を無料で引き取ってもらうように言ってみるなどして、下取り(金額)にはならなくとも、少なくとも処分費用が掛からないような工夫をしてみましょう。

■まとめ

こだわりの家具は、ここまでに挙げてきたような色々な要素を参考に選んでください。一目惚れという言葉もありますが、特に寸法や実用性などの問題で後から困ることのないように注意しましょう。

意外に気付かないのが、健康や環境面です。処分する際の環境への影響はひとまず置いておくとしても、人体に影響の出る恐れのある物質や、木材アレルギーには気を付けてください。アレルギーに関して不安があれば、今現在使用している他の家具の材質を調べてみたり、場合によっては病院でアレルギーの検査を行うといったことも必要かも知れません。

家具はデザインやクオリティ、ブランドなどだけにこだわることなく、総合的に判断してこそ、こだわった結果の選択だと言えるのです。

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