ペットを洗った後、ドライヤーなどで乾かすのはかなり大変な作業ですよね。ペットの中にはドライヤーの音を嫌がる子たちもいますし、なかなかペットが乾かない、乾かないからまた汚れてしまう、などという悩みを持つ飼い主も多いのではないでしょうか。ここでは、そんな悩みを解決するペットドライルームの特徴、そしてメリットやデメリットについて紹介します。
◆ペットを乾かすのは難しい！
ペットを洗った後、そのペットを乾かすのは簡単なことではありません。タオルで拭いただけでは十分に乾かすことができませんし、ドライヤーを使おうと思っても、ドライヤーの音が嫌だということでペットが逃げてしまったり、ペットがストレスを感じてしまったり、ということも珍しくないのです。しかし、濡れたままにしておけばそこにほこりが付着してしまい、せっかく洗ったのにまた汚れてしまったということにもなりかねません。それではもったいないですよね。
だからこそ、サロンに連れて行くという人も多いのではないでしょうか。しかし、だからといって毎回サロンに連れて行くとお金がかかるというデメリットがあります。確かにサロンに行けばとてもきれいにしてくれますし、リボンをつけてもらったりして可愛くしてもらえるというメリットがありますが、頻繁にサロンに行けば高くなってしまいます。
実はそのような人にオススメなのがこのペットドライルームなのです。ここでは、このペットのドライブについて詳細に説明していきます。
◆ドライヤーのストレスがかからない
ペットドライルームは、小型犬から中型犬まで利用することが可能です。チワワやヨークシャーテリアなどの小型犬であれば2匹同時に使うこともできますので、多頭飼いをしている飼い主にとってはありがたいのではないでしょうか。ただし、大型犬は使えませんので注意が必要です。
ドライヤーを使うと、ドライヤーの風がとても強いですし、大きな音がしますから、ペットに嫌がられるという人も多いでしょう。犬や猫の聴力は人間の4倍以上あると言われていますので、人間がドライヤーの音を聞いて感じるものよりも大きな音をペットは感じ取っているということになります。そのようなものをペットが好むはずもないですよね。ドライヤーが何なのかもわかっていないのですから、それは本当に恐怖でしかないでしょう。
また、ドライヤーは風がとても強いため、それでペットが嫌がる場合もあります。確かにドライヤーの風を体で受けると、少々不愉快な気持ちになりますよね。髪の毛を乾かすためのものだからドライヤーでも問題はありませんが、もしもドライヤーで体を乾かすとなれば、不愉快だと思う人もいるのではないでしょうか。体が小さなペットにとってはドライヤーは恐怖でしかないかもしれません。
さらに、ドライヤーの熱がペットのストレスになってしまうこともあります。ドライヤーは確かにちょうど良い温度の風が出てきますが、当て続けるととても熱く感じることがあります。人間であれば熱いと感じ、ドライヤーを話すこともできますが、ペットはそのように対応することができません。そのため、ドライヤーは痛いものだ、暑いものだ、と感じ取ってしまうペットもいるのです。
◆ペットドライルームの特徴
しかし、ペットドライルームはペットのストレスを解消することが可能です。実は、ドライルームは美術館の中と同じ程度の静かさになっていると言われています。だからこそ、ドライヤーの音がペットに恐怖心を与えるという心配もありません。
そして、専用ドライヤーは3段階から選ぶことができます。低温、高温、扇風機モードの3つから選択することができますので、季節や状況に応じて使い分けることが可能です。ペットにも好みがあるでしょうから、その好みに合わせて使い分けができるのです。
さらに、場所を取るという心配もありません。ペットドライルームはコンパクトに収納できるようになっており、ファスナーなどで簡単に組み立てができます。そして解体も簡単ですから、自分が不器用だと思う人でも心配いりません。10秒ほどあればたたむことができると言われているため、場所を取ることもありませんし、誰にでも簡単に利用ができるのです。
さらに、日常使いも可能です。中の温度をコントロールすることもできますので、例えばリビングルームに置いておけばペットが日頃過ごせる空間として活用できます。そのため、リビングなどに置いておくという人も珍しくありません。
◆ペットドライルームの口コミ
例えば2匹飼っている場合、1匹を乾かしたところで2匹目が逃げてしまい、2匹乾かすことが難しい、ペットがドライヤーの音を嫌がる、最近はお風呂さえも嫌がるようになってしまった、という悩みを抱えている人がほとんどです。そのような人がペットドライルームを購入したところ、2匹飼っているのであれば2匹まとめて乾かすことができて便利であるという声が集中しています。10分ほどで簡単に乾いてしまうため、ドライヤーを使うよりも簡単ですし、短時間でペットを乾かせるというメリットがあるのです。飼い主にとって負担が減れば、飼い主も「シャンプーがめんどくさい」などと感じる事は無いのではないでしょうか。また、毛が長いペットの場合はペットドライルームを使っても時間がかかってしまうというデメリットがあります。しかし、それでもやはりドライヤーを使って自分でペットを乾かすよりも負担は少ないと言えるでしょう。
その一方で、デメリットも指摘されています。やはり、「10分ほどドライルームに入れておけば良い」というと聞こえは良いですが、それはペットが10分ドライルームに入っていてくれたら、の話です。ペットによっては狭い空間や慣れていない空間に閉じ込められることを嫌がる場合もありますので、最初はドライルームに出ようとしても抵抗してしまい、時間がかかった、などという飼い主もいます。確かに、ペットの中にはそもそもそのようなものに入りたがらない子たちもいますから、そのような場合はなかなか飼い主の思い通りにドライルームには入ってくれないかもしれないですね。さらに、光熱費が上がるという不安も指摘されています。例えば、毛が長いペットの場合、40分ほど入れておかなければいけないということもあり、どうしても光熱費が気になるという人もいます。そのため、最終的にはドライヤーに戻した、ドライルームを購入したけれどあまり使わずに終わってしまった、という人も珍しくありません。さらに、デザインにあまり選択肢がないから面白くない、という指摘もあります。
◆ペットドライルームはこのような人にオススメ
ペットドライルームは、もしもペットの体を乾かすのに苦労している、多頭飼いをしていてペットがなかなか乾かない、などという場合、このペットドライルームはお勧めです。また、もしもペットがケージやバックなどに入っていてもストレスを感じない、つまりペットドライルームに入れたとしてもペットがそれをストレスだと感じない性格ならば、ペットドライルームはまさにオススメだといえます。その一方で、そのような場所に入りたがらないペットの場合は入れるまでに苦労する可能性がありますので、まず最初はそのような場所に慣れさせる必要があるかもしれないということを覚えておきましょう。その上でペットドライルームを利用すれば、かなり便利だと実感できるのではないでしょうか。
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